

2017年 5月1日
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2017年 4月26日
昨日の夕方の新聞(WEB)を読んで愕然としました。
怒りさえもムラムラと湧き上がりました・・・・。
今も怒りがおさまりません。
個人の批判をすることは、自分を貶めることだとは分かっているのですが、この人のことは書かずにはいられません。
漫画家の小林よしのり(呼び捨てにします)が昨日の衆院法務委員会に参考人として出席し、共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について「モノを言う市民が萎縮してしまう」などと反対意見を述べたとのこと。
更に、共産党議員に対しては「言論と表現の自由を守るというところで共産党には活躍してほしい」とエールを送ったそうです。
小林は民進党の推薦で参考人として出席したのですが、民進党も小林のような者を参考人とするようでは先が見えていますね。
しかも、言論と表現の自由を守るために共産党にエール?
どこの共産党が言論と表現の自由を守ったことがありますか?
以前の共産主義国や社会主義国、また現在の中国に言論と表現の自由があるとでもいうのでしょうか。
バカもいい加減にして欲しい。
私は小林をよーく知っています。
『新しい歴史教科書』を作るときのメンバーでした。
しかし、漫画家は漫画家なんですよね。
ある日突然、教科書を作るメンバーとなり、随分と鼻が高くなったようで、身の程も知らずに・・・。
今になっても自分が知識人であると思っているのでしょう。
小林の主義主張は一貫性がないと言われます。
それはそうなのです、小林には主義主張なんて無いのですから。
小林には主義主張を持てるほどの知識などありません。
付け焼き刃は剥がれます。
自分の主義主張がないのですから、その場その場で誰でも利用できる人を利用し、少しでも批判されると、いつの間にか利用した人を批判している。
批判されると「いやいや、私が言ったのではなくて、○○が言っていたのです」なんて平気で言える男です。
苦労を共にした友人でも、あっさりと寝首をかくような男です。
小林の名前を見るのも汚らわしい。
久々に虫ずが走る思いで新聞を読みました。
2017年 4月25日
今日は今思っていることを少し書いてみようと思います。
まず、たいへんおもしろい比較を読みました。
英国の非営利組織「調査報道局(Bureau for Investigative Journalism)」の今年1月17日のレポートです。
それによると、オバマ政権下の8年間に行われたパキスタン、ソマリア、イエメンに対して行われた空爆は、合計563回で、これによって少なくとも384人、最大807人の民間人が殺害されたとあります。
単純計算なら、これは毎月約6回の空爆を行ったことになります。
また、米国の外交問題評議会(Council on Foreign Relations)が今年1月5日に発表したところでは、オバマ政権は2015年から2016年にかけてのわずか2年間で、およそ5万発に及ぶ爆弾を投下したとあります。
そして2016年には落とした爆弾2万6172発のうち、それぞれ1万2先発以上をシリアとイラクに、1300発あまりをアフガニスタンに、その他、イエメン、リビア、ソマリア、パキスタンにも投下したとあります。
1年で2万6千発ですよ。
これまた単純平均したら、毎月2千発以上の空爆を行っていたことになります。
これに対し、オバマ氏の前任のブッシュ政権のときの米国の爆弾投下は、合計で57回にすぎません。
また、トランプ政権は、発足から現在までに3ヶ月が経過しましたが、いまのところ、シリアへの空爆を実施したのみです。
宣伝されていたイメージ、『オバマは平和主義者』との実態は大きく異なるのです。
このことは、口に平和を唱え、「テロとの戦いだけを行い民間人の殺害はしない」と公言していたオバマ前大統領が、その実、まるで爆弾魔と言って良いほどの空爆を行う大統領であったということです。
一方においては、強いアメリカを標榜し、世界に向けて米国の強さを堂々とアピールしたブッシュ元大統領が、実は、実際の空爆回数は、その10分の1以下にとどめているという、まぎれもない事実を私たちに示してくれています。
要するに、国際政治は、きれいごとではすまされないのだということです。
世界におけるビジネスは、人を信用しないことによって成り立っています。
特に欧米や中国・韓国ではそうです。
ところが日本人の考え方はそうではありませんよね。
日本では、ビジネスの基本は人を信用することです。
これは、信用に足りるだけの民度が日本人にはあるからです。
日本人の考え方は他国、他の人種とは違います。
武力行使も同じです。
警察が強ければ、悪漢だって手を出す前に、少しは考えます。
でも警察が弱く、政治が警察力に適切な力を与えない、それどころか「悪者には悪者なりの言い分がある」、「悪人の言い分も尊重しなければならない」などと言い出したら、この世は悪の天下となります。
そして恐怖と暴力が支配することになります。
残念なことに、日本にはそう言う人がいるようになりましたよね。
日本は、深夜に女性が独り歩きしても心配のない国でしたが、昨今の日本では、それができにくくなっています。
それだけ日本が危険な国になりつつあるといえます。
これはある意味、当然のことです。
日本が日本的な文化を失い、米国や中国・朝鮮の文化を模倣をすれば、当然日本は彼らの国と同様の住みにくい国になります。
産業にしても、日本は国土が狭く地価が高く、しかも自然災害の多い国です。
そこで大陸と同じ政治を行うならば、日本の国力は彼らに敵うはずもないのです。
オバマ前大統領のように戦わないと先に宣言してしまえば、結局は裏で空爆を繰り返さざるを得なくなるのです。
断固戦うという姿勢を示していると、逆にテロは沈静化します。
戦後左翼は、一貫して日本から武力と警察力を奪うことを主張し続けてきました。
その結果、誰が利得者となったのでしょうか。
私の子供の頃、昭和30年代なら、家に鍵をかける必要性さえなかった日本が、今では鍵を二重にかけるようになりました。
小学生の学童が、片道6キロの人気のない山道を通学しても、なんの不安もなかった日本が、最近ではもはや欧米並みに子供の通学は親が送り迎えでもしないことには、危なくて仕方ないかのようになってきています。
日本は、理想の国家に近づいているのでしょうか。
お読みいただき有難う御座いました。
2017年 4月24日
今日は晴天となりました。
子ヤギ達もママの弥生とお庭で日向ぼっこです。
ママのしていることを真似するようになりました。
草を食べ始めたのです。
サイモンもスージーもとても元気に育っています。
足腰が強くなり、こんな岩場も上れるようになりました。
先日、除角をしましたが、サイモンはもう角が少し大きくなっていました。
除角ができるか心配だったのですが、どうにかできました。
スージー 「サイモン、どこへ行くの?」
サイモン 「この下はどうなってるんだろう?」
サイモンはパパの彦麻呂が大好きなようです。
彦麻呂は動物の雄としては珍しく子ヤギを可愛がってくれます。
子ヤギの足って可愛いんですよね。
子ヤギの足はつま先まで毛で覆われています。
これが大きくなるに連れて蹄(ひずめ)が大きくなり、毛が無くなってきます。
2017年 4月18日
昨日、恩師の渡部昇一さんのが亡くなられました。
86歳でした。
私は渡部先生の講義は受けたことがありませんが、恩師として慕っておりました。
渡部先生のベストセラー『知的生活の方法』を読んだのは、大学4年の時でした。
読書の技術からワインの飲み方まで、大いに「知的」な刺激を受けました。
ただ、実践には至らなかったのが、40年たった今でも悔やまれます。
渡部先生は77歳になって借金をして家を新築し、巨大な書庫を造られた。
そこには、なんと和洋漢の本15万冊が収蔵されていました。
80歳を超えてからも、ラテン語の名文句や英詩の暗記を欠かさず、「記憶力自体が強くなった」と豪語しておいでた。
ただ渡部先生には「平穏な知的生活」は、許されませんでした。
広範な読書と鋭い洞察力に裏付けられた評論活動は、しばしば左翼・リベラル陣営から激しい攻撃を受けてきました。
しかし、渡部先生は、「自由主義を守る」との信念のもと、一切怯むことはなかった。
渡部先生の一貫した関心は、日本の現状に対する憂いでした。
国家の基本問題である外交、防衛、教育がなっていない、と。
そういった国体の問題、つまり皇室の問題にも関わる憲法について、これを早く改正しなければ、と終始一貫説いておでました。
その点で、書斎派の知識人でありながら実際の運動にも一生懸命に携わった勇気あるまれな人でした。
いまは保守の流れが大きくなっていますが、そのずっと前から一人で戦いを続けてきた渡部先生は、まさしく保守の中心的存在でした。
その源流が大きな流れとなってこれから前に進んでいけば、渡部先生も本望でしょう。
いろんな分野でタブーなき言論を行った勇気ある知識人であり、しかもその発言は正義感と深い教養に裏打ちされていた。
渡部先生は日本の言論界にとって、巨大な星のような存在でした。
昨年刊行したばかりの『実践・快老生活』には、こんな記述があります。
「九十五歳くらいまで歳(とし)を重ねれば死ぬことさえ怖くなくなる」
86歳の渡部さんにとって、あと10年近くは「知的生活」が続くはずでした。
渡部先生には、絶望の中に浮遊していた大学4年の私を再生していただいた、大きなご恩があります。
今、私は初老の域になり、もう一度読み返し、残りの人生に大きな火がともったおもいです。
合掌
2017年 4月15日
昨日、喫茶大工集団 欅で、御結婚披露宴に使われる写真の撮影をされたカップルがおいでました。
お幸せ感ムンムンです。
以前には「披露宴に使わせて欲しい」と言われたこともありました。
店内で婚姻届を書かれたカップルもおいでました。
みなさんお幸せに!!!
2017年 4月14日
ボク、サイモン
わたしスージー
ママと散歩
パパとご対面
2017年 4月11日
子ヤギが生まれると話題が子ヤギで埋め尽くされます。
可愛いですからねー。
ヤギの親子を見ているとホッとするんですよねー。
私達も母にこの様にして育てられたんですよね。
2017年 4月10日
昨夜、2頭の子ヤギの名前をつけました。
家内がオスにサイモンと名付けました。
良い名前だと思ったのですが、「どうしてサイモンなの?」と聞くと、
「巻き毛だから」という理由でした。
・・・巻き毛だからサイモン?
巻き毛はガーファンクルでしょう。
思い込みとはスゴイもので、もうサイモンはサイモンなのです、ガーファンクルという感じではなくなっていました。
メスは直毛なのでスージー。
2頭ともなかなかスッキリした名前になりました。
左がスージー、右がガーファンクル・・・、ではなくてサイモン
今日は天気が良かったので、子ヤギのお庭デビューとなりました。
ああ、庭の桜は7分咲きになりました。
弥生はシッカリママさんをしています。
2017年 4月8日
今朝、弥生が出産しました。
可愛いでしょー!!
2頭生まれ、雄と雌が1頭ずつでした。
昨日から生まれる気配があったのですが、夜になっても生まなかったので「明日だね」と家内と話して、出産部屋に入れていました。
家内が今朝小屋に行くともう既に生んでいました。
今までの出産の時は鳴くので分かったのですが、今回は鳴かなかったので分かりませんでした。
弥生は4回目の出産だったので、「もう私に任せておいて」な~んてものだったのでしょうか。
それにしても、子ヤギの可愛いこと。
そして、いつもながら親ヤギの子ヤギに対する愛情を見せてくれています。
これは父親の彦麻呂です。
2017年 4月6日
見て下さい。
弥生の大きなお腹です。
もうすぐ出産です。
ひょっとすると3頭生まれるかもしれません。
明日かなー?
2017年 4月4日
新聞には毎日のように北朝鮮の拉致事件が載っています。
拉致された人達は今どう思いながらおいでるのでしょう。
また、ご両親・御姉弟兄弟の思いを考えると忸怩たるものがあります。
もし、家族に拉致された人がいたら・・・、そう考えると・・・。
お名前の下は順に
拉致されたときの年齢
拉致された場所
拉致された年月日
拉致の「拉」という字を【拉(みじ)く】と読めば「こまかく砕く」の意味にるそうです。
【拉(ひし)ぐ】と読めば「押してつぶす」の意味になります。
どちらにしても壊すことを意味しています。
拉致は家族団欒(だんらん)のときを粉々に砕き、肉親の情を踏みにじっているのです。
北朝鮮の犯した罪には怒りをもって臨むほかない。
非道の極みの罪です。
2017年 4月3日
昨日、ご近所の石田さんに手伝ってもらい鯉のぼりのポールを立てました。
数日早いのですが、ポールを立てたら鯉のぼりを揚げたくなり、揚げてしまいました。
風がなかったので「たなびく」ということはありませんでしたが、春になった気分を感じさせてくれました。
鯉のぼりは江戸時代の武家で始まったそうです。
男児の出世と健康を願って家庭の庭先で飾られた紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを鯉の形に模して作ったのぼりだったのだそうです。
そう言えば、お寺さんの出身である知人が子供の頃には油紙で作られた鯉のぼりを揚げていたと言っていました。
驚いたことに、江戸時代の鯉のぼりは端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の「雨の日に揚げていた」そうです。
今は「晴天の日の青空にたなびくもの」というイメージがありますよね。
雨の日には揚げませんよね。
2017年 4月2日
ギターは絶滅危惧種になるのでは・・・。
ギターの主要材料となる樹木「ローズウッド」が、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)の監視対象となったからです。
将来、輸出入が禁止される可能性もあるそうです。
ローズウッドは日本では紫檀とも呼ばれています。
紫檀の方がお分かりの人が多いかもしれませんね。
ローズウッドの柾目
高級ギターに使われるブラジリアンローズウッドは、「絶滅のおそれのある種で取引による影響を受けている、または受けるおそれのあるもの」として、1990年代初めにワシントン条約附属書Iに加えられました。
一部でも使用している製品は、規制前に伐採・加工されたものであることを示す証明書がなければ輸出入できないのだそうです。
その為、海外で人気のある中古の日本製エレキギターなのですが、輸出出来ない状態になっているのだそうです。
ブラジリアンローズウッドを用いたギターは高値で取引されています。
多くは50~60年代か、それ以前に製造されたヴィンテージと呼ばれるギターで、1本数百万円するものもあります。
価格を決める際、状態の美しさとともに木材の種類も重視されます。
そして今回、「国際取引を規制しないと絶滅のおそれがあるもの」を列挙する附属書IIに、ブラジリアン以外のすべてのローズウッドが記載されました。
ローズウッドは、スピーカーなどの音響器具や家具などにも使われます。
ギターでは、弦を張ったネックの表面「指板」や、アコースティックギターのボディー側面・背面に使われています。
ローズウッドは丈夫で木目が美しく音響特性も良いとされる。
中でも良質とされたのがブラジリアンローズウッドです。
伐採や加工の終った在庫以外の同材が使えない現在、主流は似た特性を持つインディアンローズウッドやマダガスカルローズウッドなどに移っていました。
しかし、これらも品薄になり、ワシントン条約附属書IIに記載されるに至ったのです。
これらの材はまだ売買が可能だが、条約締約国がそれぞれ輸出承認の手続きを通じて取引量を把握し、年1回条約事務局に提出する。
そのデータをもとに、産出国などが取引禁止を提案できる。
締約国会合は3年に1度の開催で、次は2019年だそうです。
こうした中、メーカーはローズウッドの代わりを提案している。
高級ブランドの米ギブソンは、メイプル(カエデ)を高温処理してローズウッドのような焦げ茶色にした指板を一部製品で採用。
米マーティンも合板を使う製品を増やした。
ただ、市場では伝統的な木材に対する信仰が根強い。
ブラジリアンローズウッドは油脂の含有量が絶妙で、粘りのある音になるのだそうです。
入手困難な希少材という以上の価値があると広く認められています。
ギターは指が痛くなるまで練習が必要で、しかも希少種の犠牲の上に成り立っているのです。
既存の曲をミックスするDJや、パソコンにデータを打ち込んで本物の楽器そっくりの音で演奏させるDTM(デスクトップミュージック)の方がクールなのかもしれません。
でもねー、やはりホンモノの音色を聴きたいですよね。
2017年 4月1日
今月のトイレのイラストはコレです。
ビリー・ホリディ(Billie Holiday)です。
ジャズの歴史・・・、いやジャズだけではなく音楽の歴史をながめていると、そこには社会の変化に連動して、生まれるべくして生まれた歴史的なヒット曲が存在することに気づかされます。
そんな歴史的名曲の中でも、一際輝きを放つ作品、それがビリー・ホリデイの代表曲である「奇妙な果実」です。
1950年代から1960年代後半にかけてアメリカ中を揺るがした黒人解放運動の大きな流れは音楽の世界にも当然のごとく大きな影響を与えました。
サム・クックの「A Change Is Gonna Come」やジェームス・ブラウンの 「Say It Loud.I'm Black and I'm Proud」、それに公民権運動におけるテーマ曲的存在だった「We Shall Over Come」など、名曲は数多く存在します。
それより前の50年以前にはそうした曲はほとんど見当たりません。
しかし、1939年という遙か昔に黒人差別の問題を直接的に訴えかける衝撃的な歌詞をもつ曲、「奇妙な果実」が存在していました。
そのうえ、その曲を歌っていた歌い手は迫害されることなく、逆にその曲は見事ヒットしたのです。
このことを私は以前から気になっていて、なぜ10年もの空白があるのか?
その理由を知りたいと思っていました。
この疑問の答えがわかったのはつい最近のことです。
それはデヴィッド・マーゴリックによって書かれた「ビリー・ホリデイと<奇妙な果実>」という本のおかげでした。
どうやらビリーは「奇妙な果実」という曲を歌うことでいち早く1950年代への扉をこじ開けてしまったようです。
そして、もしかするとそうすることで彼女は自らの寿命を縮めてしまったのかもしれません。